【兵庫地本=2013年春闘スローガン】

「福祉は権利」~ゆずらず声をあげ行動し、明日を拓く2013春闘

2013/01/31

1/19-20【福祉保育労「第49回中央委員会」開催】

●1/19~20の両日、福祉保育労は「第49回中央委員会」を開催し(東京)、「福祉保育労2013年春闘方針」が全会一致で確立されました。兵庫地本から出席の2名の中央委員は、一人は議長団を担い、一人は発言し、ともに委員会成功に役割を果たしました。

●中央委員会での、兵庫地本・中村中央委員の発言は次の通り
 兵庫地本は、1963年の組織の結成から2013年12月で50周年を迎えます。地本として、この節目に「結成50周年プロジェクト」を立ち上げ記念する取り組みを行います。「結成50周年プロジェクト」のコンセプトは、仲間全員で50周年を祝い喜びあう、この組合の歴史と役割と良さをつないでいく、プロジェクトを通じて700名の地本組合員拡大を目指すということで、2012年度~2014年度にわたる3ケ年で取り組みます。現在、プロジェクトの実行委員会を作って準備を進めているところですが、ちなみにプレ企画として、3/1「福祉物語まつり(映画上映)」、4/1「大お花見まつり(県内3会場)」、そしてメイン企画として6/2「地本まつり」を行う予定です。それから年度が替わりますが、12月に「研究集会」と「祝う会」を計画しています。僕自身、プロジェクトの実行委員ですが、初めはどうなることかと見当もつかず不安でしたが、会を重ね具体的になってきた今では、「成功しても失敗しても何とかなるやろ!」とワクワクしています。ぜひ、目的が叶うよう、組合員の仲間と共に頑張っていきたいと思っています。
 ところで、この間兵庫地本では、「地本としてのまとまりをつくろう」「地本の取り組みを通じてつながりを広げよう」と、スローガンに「つどい・つながり・強くなろう」を掲げて取り組んできました。
 例えば、バラバラで気まぐれのように集まっていた「種別会議」の確立と充実を図ろうと、執行委員全員がそれぞれの種別を担当し、ここ2年こだわって取り組んできました。今では、保育・障害・高齢・学児の4つの種別が定例開催されるようになりました。僕自身で言えば高齢種別ですが、開催場所を「施設見学」と称してそれぞれの職場で持ち回りにするなど工夫してきました。参加してきて、他の施設の状況や分会活動に学ぶことも多く、自らの施設と分会を客観的にみる機会になっています。種別が活発になってきた結果、新年の1/9に開催した「2013新春旗びらき」は、22分会111名が参加して大成功しました。全種別がアトラクションを担当し、僕の種別高齢では何故か「ラジオ体操・第2」を披露し、必要以上に緊張感を解きほぐしてしまいました。
 この春闘では、福祉保育労が提起している「要求作り、要求提出、交渉、妥結、確認書締結」という原則的な流れを大事にして取り組み、どんな成果でも仲間の納得感を持って喜びあえるよう頑張りたいと思います。
 もう一つ、この間の兵庫地本の変化について紹介します。昨年の春闘で提起された「とんでもない福祉の商品化!アクションキャンペーン」では、兵庫県下8ケ所で多くの分会が参加して街頭宣伝を行うことができました。それがこの秋の「とんでけ新システム!リレー宣伝」での、県下20カ所23分会135名が参加して社会に訴える取り組みにつながりました。兵庫では「とんぷく宣伝」と呼んでいますが、「とんぷく、もうやった?」が合言葉になっていた時もありました。ちなみに、僕の分会では2つの保育園職場が合同で報告もなく勝手に街頭宣伝を強行したりしていました。
 「とんぷく宣伝」を通じてハッキリしたことは、「今、福祉の現場に起こっていることは、福祉に働く自分達が訴え主張しないと誰もやってくれない」こと、「自分達のことを自分の言葉で、自分達の思いを乗せて世間や社会に伝えていく」ことが大切なんだということです。引き続き、今春闘でも広く世間や社会に伝えていけるよう取り組みたいと思います。 
 こうして、まだまだ不十分で立て直しの途上にある兵庫地本ですが、仲間の中に「頼ってもいい地本」「相談できる地本」「難儀なことも言うけれど、分会や組合員を大切にしてくれる地本」という受け止めが広がっていることを実感しています。そうなってきたのも、地本執行委員会が団結の要になろうと腹をくくり、「組合は組合員のためにある」と原則的に運営してきたからだと思います。
 2013春闘では、紹介したこの間の成果と前進を確信にして、組合員と職場の仲間とともに取り組んでいきたいと思います。みなさん、福祉保育労に結集して「つどい、つながり、強くな」っていきましょう!僕も頑張ります。

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