【兵庫地本=2013年春闘スローガン】

「福祉は権利」~ゆずらず声をあげ行動し、明日を拓く2013春闘

2013/06/08

6/2★結成50周年「福保労まつり」に500人!★御礼

みんなで“つくり、祝い、つなげていく”まつり

▼参加・協力のみなさん
出店参加
37団体
広告協力
70団体
福保労関連仲間
290
協力共同の仲間
130
一般・市民の方々
70
 兵庫地本は、梅雨入り直後となった6月2日、神戸市内の湊川公園で、組合結成50周年を記念する「福保労まつり」を開催しました。

「まつり」は、分会や施設・職場の仲間、兵庫労連や「福祉4団体」に加盟する仲間のみなさんの参加と協力で大盛況となり、
“お天道さま” も味方する程よい天候の中で、べ500人が集いました。


“木遣(きやり)太鼓”が開会を告げる~この日に向けて練習を
▼ステージプログラム
午前の部
オープニング~木遣太鼓
祝辞(兵庫労連)
保育・学童・障害・高齢の
福祉職場“あるある
かえ歌&ダンス~福保労バージョン(保育有志)
大声コンテスト
午後の部
楽団ポケット演奏会
さわむらしげはるの
うたあそび・おとあそび
達人技!けん玉&コマ
風船ビンゴゲーム
重ねてきた組合員のキレのある威勢のいい演目に、「まつり」はオープニングから大喝采となりました。

●祝辞に立たれた兵庫労連・津川議長は、課題と悪天候が重なるこの時期に、「屋外での大きな集まりを計画するとは、無謀としか言いようがなく、心配だった」と切り出されました。

津川議長からは、組織の歴史と仲間の要求を重ね「まつり」の形にした力を、「福祉や平和・民主主義の岐路にある時」だからこそ福保労の役割発揮に結んでいかれ、次の一歩を踏みだして「大きく強く前進されるよう
期待している」とのあたたかい激励をいただきました。

ステージも模擬店も
福保労“ならでは”、“らしさ”満載

●「まつり」では、福保労バージョン「かえ歌&ダンス」や「大声コンテスト」、「コマとけん玉の達人技」披露に「楽団ポケットの演奏」、さわむらしげはるさんの「うたあそび・おとあそび」などのステージで、会場が一体になったり。


●種別の仲間がテーマをもって披露した、「福祉職場の“あるある劇”」では、リアルで考えさせられる福祉職場の現実を伝えました。

 保育種別が「子ども子育て3法」とその問題点をキッチリ批判し、学児種別は「子どもとのちょっとおかしいやりとり」で和ませ、障害種別は作業所の仲間へのインタビューを通じて「自立支援法」や「時給100円」の現実を訴え、高齢種別は人手不足と低い処遇の中で悩む職員の姿を演じました。会場からは、「福保労らしい」「まつりの中で工夫した伝え方はさすが」など、評価の高い感想が寄せられました。

 ●分会・団体の模擬店は全37店。
マッサージ施術の模擬店の店主いわく・・・「今日ここに来る人、みんなカチカチや」。


 それでも、「まん腹・飲みものエリア」、「販売・フリマ、活動紹介エリア」、「体験・お遊び色々エリア」に分かれたそれぞれの模擬店では、お買い物や腹ごしらえ、ゲームや福祉機具体験など、時間いっぱいワイワイガヤガヤにぎわっていました。 



●「まつり」の最後は、オープニングから飾ってあった風船を使っての「風船ビンゴ」??なんと!風船の中には
数字カードが仕込まれていました。会場からの割る風船のリクエストに応えつつ“パンッ!”・・・割れるたびに一喜一憂しながらも次々と「ビンゴ!」の声。ほどなく用意した賞品も底をついて「お礼と閉会のあいさつ」となりました。無謀だった「福保労まつり」は、大盛況で大成功、盛会のうちに終わりました。



福祉は権利・福祉は希望を掲げ
 つどいつながりヨリくなろう!


●兵庫地本「50周年プロジェクト」チームは、50周年の節目に何をするか?の問いに対して、組織の力量をかえりみず、大がかりな「まつり」を選びました。

 一部の組合役員の参加で終わらず誰でも参加できて、伝えにくい組合の歴史と良さが実感できて、何よりみんなでつくれて「来て見てやって、良かった」となるような形は?

 そして、福祉労働者が労働組合を持っている意味や、あらためて兵庫地本らしさを考え、今の組織の力量を超えていく契機となるようにと選んだ、「まつり」でした。

年明けから、春闘や産別の課題にとりくみながら、たくさんの仲間の手で「まつり」の準備をすすめてきました。仲間が力をあわせてこその「まつり」の成功です。その良さと可能性を、「福祉は権利、福祉は希望」を掲げて、福保労らしさを発揮し続ける力にしていきましょう。

 “つどい・つながり・ヨリ強くなりながら、51年目を歩んでいきましょう!




2013/03/11

★3・11「あすを灯すキャンドルプロジェクト」

★3・11「あすを灯すキャンドルプロジェクト」


あれから・・・2年
あの日から・・・2年

復興への思いと願いを
兵庫から被災地へ

3月11日
「明日を灯すキャンドルプロジェクト」
行います

●尼崎会場=あんしん24(きらくえん)
●神戸会場=いかり共同作業所




2013/02/05

♥2/2(土)~3(日)学児種別が「学習合宿」

 学児種別の仲間は、2月2~3日に有馬温泉で「学習合宿」を開催しました。こうした場は、西宮学童保育指導員分会の結成・加入後、初めてのとりくみです。この間、学児種別会議を重ねる中、"勢い"で企画された「学習合宿」でした。

 かの秀吉もひいきにしたという「有馬温泉」のとある宿を会場に、「子ども子育て関連3法の中の学童保育」についての情勢面の学習、「保護者とのつながり方」や「職場状況と分会活動」などの実践面の交流、と少々"詰め込み"過ぎたか?
 しかし、そこは「合宿」。しかも「有馬温泉」~湯につかりリラックスして、馳走も"詰め込み"過ぎたようです。もちろん、仲間同士の深夜2時までの語らいもあり、"共感・共有・共同"がすすんだ有意義な「学習合宿」となりました。

 それはまた、学児種別がこの1年、再建・定着に努力してきて、また一つ実を結んだことを示すとりくみとなりました。

2013/02/01

1/27(日)社会福祉士試験で宣伝

“鼻水が落ちては、
試験もままならぬ”

 兵庫地本は、寒波到来の1/27、「社会福祉士試験」会場のポートアイランドで、福祉保育労をアピール(加入のすすめ)する宣伝を行いました。

 参加の執行委員8名は、緊張と熱い意気込みの受験者に負けじと、寒さにへこたれず元気よく、福祉保育労紹介リーフ入りティッシュを配布しました。

 「試験、頑張って下さい~福祉保育労です」や「鼻水が落ちては大変です。お使い下さい~福祉保育労です」などと、受験者に激励の声かけをしながらの行動で受け取りは良く、ティッシュも使うが福祉保育労にもアクセスする~となれば幸いです。

 配布の執行委員には、手がかじかんだ・顔がつっぱった・紫の唇となったなど、様々な状態がみられましたが、用意した1,000セットは30分でなくなりました。

2013/01/31

★1/27兵庫地本「第53回臨時大会」を開催

兵庫地本「2013年春闘方針」を確立!

兵庫地本・2013春闘スロ-ガン
★ ゆずらず声をあげ行動し、明日を拓く2013春闘
  ~守ろう!福祉は権利、築こう!実感ある前進

1/27、神戸市勤労会館で、兵庫地本「第53回臨時大会」を開催しました。[92.2%の出席]

 開会の冒頭で、竹内地本委員長は、総選挙後の情勢と2013年春闘の位置づけに触れ、「掲げた春闘スローガンが実行され実現していけるよう、みんなで奮闘していこう」と檄をとばしました。

 報告・議案提起を受けた討論は、大会としては初めての試みとなる「分散会形式」(5班に分かれ)で行いました。「分散会」だけに、出席した代議員全員が意見や疑問を発言することとなり、分会・職場状況の交流とともに、議案の中心テーマが集中的に論議されるという良さがありました。
 一方これまでの、討論を通じて経験や課題を全体で共感・共有する、仲間相互で激励しあう、論点や意見が全体に明らかになる、などの“大会らしさ”が欠けてしまう点も明確になりました。

 その後、各分散会より討論状況と結果などが報告され、上岡地本書記長が「討論のまとめ」と「議案の修正」を発言して討論が締めくくられました。
 臨時大会は、提案の議案すべてを全会一致で採決し、「兵庫地本2013年春闘方針」を確立しました。また、補充選挙を行い、新たに地本副委員長を選出しました。

【討論のまとめと提案議案一部修正について】
 臨時大会での討論の結果、「兵庫地本2013年春闘方針(案)」の一部として提案された「兵庫地本・2013年春闘統一要求書(案)の確定と、全分会での提出のとりくみ」については、議案から外して「春闘要求討議の資料とする」こととし、「統一要求」については、従来どおり全分会で「福祉保育労統一要求書」の提出をめざすこととしました。
 これは、討論を通じて、「兵庫地本・2013年春闘統一要求書(案)の確定と、全分会での提出のとりくみ」が、兵庫地本としては初のとりくみとなるにも関わらず臨時大会当日の提起となったこと、そのため分会・職場での討議が充分保障されていないこと、などが表明されたことを受け、組合運営で重要な「納得と合意」づくりを重視した判断からの修正です。
 臨時大会では、この点を除いては、提案の内容ととりくみについては良しとし、支持の意見が大多数であることから、「兵庫地本・2013年春闘統一要求書(案)」は春闘要求づくりで、「全分会での提出のとりくみ」は「福保労統一要求書」提出の討議ととりくみで、これを促進する資料とすることを確認しました。

★「兵庫地本結成50周年プロジェクト」        ~2012年度(プロジェクト1年目)の全容固まる

●1/23(水)「50周年プロジェクト」第6回実行委員会より

兵庫地本「結成50周年プロジェクト」企画 2012年度(1年目)
▼「福祉の映画まつり」
3/1(金)19:00~
神戸市勤労会館・308室
▼「お花見まつり」
4/1(月)18:30~
阪神・神戸・東播の3会場
▼「福保労まつり」
6/2(日)10:00~
湊川公園(予/神戸市)

 昨年の地本「第52回定期大会」での、「結成50周年プロジェクト」決定以降、実行委員会は検討と準備を進め、「第6回実行委員会」(1/23開催)で、上記に紹介しています2012年度(プロジェクト1年目)の全容が確定しました。
 掲載のチラシのように、実行委員会では、企画の形態もさることながら、仲間とともに全員参加型でつくりあげ実行できるよう思案しています。これからの具体的なとりくみや参加などについて、お知らせ提起していきますので、期待を寄せつつ注目して下さい。

「結成50周年プロジェクト」について 
1.歴史とプロジェクトについて
 福祉に働く人なら誰でも加入できる労働組合として、196312月、「県社協・共募分会」(26の結成と同時に「日本社会事業職員組合・兵庫支部」が誕生しました。兵庫地本は、1963年の組織の結成から201312月で50年を迎えます。この結成50年の節目にあたり、兵庫地本として「結50周年プロジェクト」を発起して、この歩みを記念するとりくみを行います。
2.プロジェクトの目的は?①期間は2012年度~2014年度の3ヶ年  ②仲間全員で50周年を祝い喜びあいます  ③歴史と役割と良さをつないでいきます  700名の地本へと組合員拡大します
3.プロジェクトのイメージは?
2012年度(1年目)=専門性に重点をおいたとりくみ
2013年度(2年目)=労働者性に重点をおいたとりくみ
2014年度(3年目)=次への飛躍の契機とするとりくみ
◆これからの企画やとりくみは?
 始めに紹介した3つの「まつり」を実行し、満50年となる今年12月に「研究集会」と「祝う会」を計画しています。

1/19-20【福祉保育労「第49回中央委員会」開催】

●1/19~20の両日、福祉保育労は「第49回中央委員会」を開催し(東京)、「福祉保育労2013年春闘方針」が全会一致で確立されました。兵庫地本から出席の2名の中央委員は、一人は議長団を担い、一人は発言し、ともに委員会成功に役割を果たしました。

●中央委員会での、兵庫地本・中村中央委員の発言は次の通り
 兵庫地本は、1963年の組織の結成から2013年12月で50周年を迎えます。地本として、この節目に「結成50周年プロジェクト」を立ち上げ記念する取り組みを行います。「結成50周年プロジェクト」のコンセプトは、仲間全員で50周年を祝い喜びあう、この組合の歴史と役割と良さをつないでいく、プロジェクトを通じて700名の地本組合員拡大を目指すということで、2012年度~2014年度にわたる3ケ年で取り組みます。現在、プロジェクトの実行委員会を作って準備を進めているところですが、ちなみにプレ企画として、3/1「福祉物語まつり(映画上映)」、4/1「大お花見まつり(県内3会場)」、そしてメイン企画として6/2「地本まつり」を行う予定です。それから年度が替わりますが、12月に「研究集会」と「祝う会」を計画しています。僕自身、プロジェクトの実行委員ですが、初めはどうなることかと見当もつかず不安でしたが、会を重ね具体的になってきた今では、「成功しても失敗しても何とかなるやろ!」とワクワクしています。ぜひ、目的が叶うよう、組合員の仲間と共に頑張っていきたいと思っています。
 ところで、この間兵庫地本では、「地本としてのまとまりをつくろう」「地本の取り組みを通じてつながりを広げよう」と、スローガンに「つどい・つながり・強くなろう」を掲げて取り組んできました。
 例えば、バラバラで気まぐれのように集まっていた「種別会議」の確立と充実を図ろうと、執行委員全員がそれぞれの種別を担当し、ここ2年こだわって取り組んできました。今では、保育・障害・高齢・学児の4つの種別が定例開催されるようになりました。僕自身で言えば高齢種別ですが、開催場所を「施設見学」と称してそれぞれの職場で持ち回りにするなど工夫してきました。参加してきて、他の施設の状況や分会活動に学ぶことも多く、自らの施設と分会を客観的にみる機会になっています。種別が活発になってきた結果、新年の1/9に開催した「2013新春旗びらき」は、22分会111名が参加して大成功しました。全種別がアトラクションを担当し、僕の種別高齢では何故か「ラジオ体操・第2」を披露し、必要以上に緊張感を解きほぐしてしまいました。
 この春闘では、福祉保育労が提起している「要求作り、要求提出、交渉、妥結、確認書締結」という原則的な流れを大事にして取り組み、どんな成果でも仲間の納得感を持って喜びあえるよう頑張りたいと思います。
 もう一つ、この間の兵庫地本の変化について紹介します。昨年の春闘で提起された「とんでもない福祉の商品化!アクションキャンペーン」では、兵庫県下8ケ所で多くの分会が参加して街頭宣伝を行うことができました。それがこの秋の「とんでけ新システム!リレー宣伝」での、県下20カ所23分会135名が参加して社会に訴える取り組みにつながりました。兵庫では「とんぷく宣伝」と呼んでいますが、「とんぷく、もうやった?」が合言葉になっていた時もありました。ちなみに、僕の分会では2つの保育園職場が合同で報告もなく勝手に街頭宣伝を強行したりしていました。
 「とんぷく宣伝」を通じてハッキリしたことは、「今、福祉の現場に起こっていることは、福祉に働く自分達が訴え主張しないと誰もやってくれない」こと、「自分達のことを自分の言葉で、自分達の思いを乗せて世間や社会に伝えていく」ことが大切なんだということです。引き続き、今春闘でも広く世間や社会に伝えていけるよう取り組みたいと思います。 
 こうして、まだまだ不十分で立て直しの途上にある兵庫地本ですが、仲間の中に「頼ってもいい地本」「相談できる地本」「難儀なことも言うけれど、分会や組合員を大切にしてくれる地本」という受け止めが広がっていることを実感しています。そうなってきたのも、地本執行委員会が団結の要になろうと腹をくくり、「組合は組合員のためにある」と原則的に運営してきたからだと思います。
 2013春闘では、紹介したこの間の成果と前進を確信にして、組合員と職場の仲間とともに取り組んでいきたいと思います。みなさん、福祉保育労に結集して「つどい、つながり、強くな」っていきましょう!僕も頑張ります。